いびきは、様々な病気と関係が指摘されています。
睡眠時の無呼吸症候群を始めとする呼吸障害のみならず、高血圧、動脈硬化、不整脈、脳梗塞などの生活習慣病のリスクファクターにもなることが指摘されています。
もちろん、家族やパートナーへの大きなストレスとなり、人間関係を悪化させてしまうことも大きな問題です。
あなたの為にも、家族の為にもいびきを早めに診断して治療することが望まれます。

いびき・無呼吸症候群Q&Aの流れ

それでは、いびき・無呼吸症候群Q&Aについて初診から術後までの流れをご説明します。

Q.いびきは完全に治りますか?
A.個人差がありますが、90%程度の方のいびきは軽減、消失します。無呼吸症候群についても多くの場合、改善が見られます。ただし、さまざまな原因が関係する病気ですので、人によっては治療効果が十分に得られないこともあります。
Q.効果はすぐに現れますか?
A.術後すぐは炎症がおきますので落ち着くまで約1〜2週間かかります。
個人差はありますが、炎症と腫れがなくなった後効果が出てくる方が多く見られます。
Q.レーザーで治ってもまたいびきをかくようになりますか?
A.肥満の方はいびきをかきやすくなりますので、体重が増えたりすると再発する可能性はあります。
Q.レーザー治療の回数については?
A.原則一回です。効果が無い場合は入院手術をお勧めします。
Q.術中・術後の痛みについては?
A.術中は痛みは殆どありません。術後は約一週間食事の度に痛みがあります。
扁桃腺に炎症が起きているときのような痛みです。痛みの強い場合は鎮痛剤を使用して対応します。
一ヶ月程度違和感を感じることがあるかもしれませんが、次第に軽快しますので心配ありません。
Q.治療後の日常生活については?
A.術後一週間はお酒、運動、喉にしみる刺激物も控えてください。
Q.治療後の通院については?
A.術後一週間目と2週間目に再診し、状態をチェックします。
Q.治療は誰でも受けられますか?
A.体への負担はそれ程無い手術ですので、殆どの方は治療を受けられますが、血液が固まりにくい方の場合は、受けられません。