咽頭形成術の問題点は術後の痛みが大きな問題でした。
手術で効果を得るためには十分な切除(侵襲)が必要ですが、反面侵襲が大きいと痛みが強くなります。
この相反する問題を解決すべく、
1切除時間の短縮。適切なレーザーの使用により切除時間の短縮が可能になり、切除に伴う出血のコントロールができるようになりました。
これにより組織へのダメージを軽減し治癒促進になります。
2術後の損傷(傷口)早期回復。適切な薬剤を術当日使用することにより損傷治癒を促進。
これに取り組くみました。
結果、術後の痛みの軽減につながりました。
いままでは、多くの患者さんが内服の痛みどめでは、痛みが強く
痛みどめの座薬がたくさん必要でしたが、座薬を必要とする患者さんが減ってきています。
今後ともこの外科手術の避けられない術後の痛みを緩和するために、日本のレーザーメス制作会社「飛鳥メディカル」のスタッフとともにレーザーメスの改良も含め取り組んでいきます。