全国176人の名医として紹介されました
当院の紹介並び、当院の院長の都筑のインタビューが、週刊朝日MOOK『 新「名医」の最新治療 2014』12月10日号に掲載されました。昨年は、同誌に全国160人の名医として紹介され、今年は全国176人の名医として二年連続で選出されました。
掲載された記事全文を下記にまとめています。無呼吸症候群のレーザー治療方法だけでなく、SASの改善に対する患者へのアドバイスもかかれています。
対症療法から 根本療法へ
睡眠時無呼吸症候群(以下、SAS)は、寝ている間に咽頭部の上気道が閉鎖する睡眠障害だ。体重の増加と関係があり、とりわけ中高年の男性に多い。肥満の人が仰向けに寝ると舌の付け根(舌根部)が下がり、気道を押しつぶしてしまう。一般的には、CPAP(就寝時に装着する鼻マスク)によって圧力のかかった空気を送り込み、気道を広げて呼吸を助ける治療を行う。ただし、気道が閉鎖する原因の解決にはならず、対症療法にとどまっているともいえる。
「SASは『自分で治す』という意識が大切です」と話す銀座コレージュ耳鼻咽喉科の都筑俊寛理事長は、患者の体重管理のサポートを重視している。患者一人ひとりに丁寧にカウンセリングを行い、等質制限を中心とする食事指導で無理の無い減量を目指す。体重を身長マイナス100(身長170センチの人の場合は70キロ)に抑えることが目標だ。また、同院ではSASをはじめとする身近な疾患について無料セミナーを開催し、啓発運動にも力を入れる。
レーザー治療で気道を広げて楽にする
生活改善は根気よく続ける必要がある。体重が落ちるまでの間はCPAPを活用するが、狭くなったところに空気を送り込むので息苦しく感じたり、とりわけ花粉症やアレルギー性鼻炎で鼻が詰まっている場合はかえって睡眠障害が悪化するケースもある。
そこで活躍するのがレーザー治療だ。レーザーを用いて鼻やのどの肥大化した部分を焼灼し、空気の通り道を広げるのである。
このレーザー治療において、同院には開院以来11000件以上(2009年9月〜2013年10月)の実積がある。 なお、花粉症やアレルギー性鼻炎の原因となる粘膜や、いびきで振動する部位をレーザーで焼灼するので、SASと合わせて、これらの疾患の複合的な改善を期待できる。また、空気の通りが良くなるのでCPAPを使う場合にも楽に感じられ、体重管理が進めばCPAPを外して眠る事も可能になるという。
「高血圧や糖尿病などの生活習慣病と共通の背景(特に肥満)を持つSASの治療は、体重管理による全身の健康づくりと結びついています。これこそが当院の掲げる新しいコンセプトなのです。」
睡眠時無呼吸症候群は、命に関わる疾患です。記事を読んで、自分が睡眠時無呼吸症候群ではないかと不安に思った方は、当院にご相談ください。また、新しいクリニックのコンセプトでもある、睡眠時無呼吸症候群の治療+減量による健康な体作りに関心がある方も是非、ご予約・ご相談ください。